カラーセラピストとは、相談に訪れたクライアントの内面を理解した上で、精神的な安定を得るためにふさわしい色の組み合わせや、日々の暮らしのなかでの活用のしかたなどをアドバイスする職業のことをいいます。身近な色にも人々に美しさなどの感情を想起させる法則性がありますので、こうした知識を使ってさまざまな癒やしを提供するのがこの仕事のポイントです。色相や色彩の基本を知ることはもとより、クライアントに対して効果的にアドバイスするためのカウンセリング技術なども求められます。この仕事をはじめるにあたっての国家資格などは特にありませんので、民間の講座を受講して知識化を吸収し、検定試験にパスするなどしてキャリアアップを図ります。