音楽教室の先生になるためには基本的には音大、または音楽関係の学校を出ている必要があります。というのは、大抵の教室が出している募集要項には「音大卒またはそれと同等の力を持つ者」というのが条件になっているからです。しかし、YAMAHAの指導者グレードを取るなどの道もあります。ただし、このグレードを取るためにはかなりの実技スキルが要求されます。また、採用試験の際も楽譜が読めるなどの知識だけでなく、課題曲、自由曲の演奏、新曲視唱や新曲視奏などの基本技術の確認などがあり、それらに合格できる演奏力が問われます。それが「音大卒と同等の力」ということです。そして、教員免許は持っていなくても音楽教室の先生になれる教室は多いですが、指導者としてのスキルを表すために持っておいても損はないでしょう。